【 プラスアルファの前進をする 】
『不要な物があれば、それを必要としている人にあげましょう。
そうすれば、いずれ何らかの形で、あなたに戻ってくるでしょう』
地域社会、学校、宗教、同業者など、あなたが属するコミュニティの
人たちに対し、見返りを期待せずに奉仕することは、とても重要なこ
とです。また、そのような行いをすることで生じる“ 自尊心 ”や、
他の人たちへの“ 感化 ”といった無形の利益も、とても大切なもの
なのです。
さらに、あなたが社会に貢献する事により、あなたが属するコミュニ
ティの人たちの価値観に、影響を及ぼすことも事実です。
あなたの行動は、人との関わり合いの重要性を示す、不言の、しかし
確固としたサインであると共に、“ 成功に必要なのは、目標の達成
に心から打ち込むことである ”ことを物語り、あなたが努力によっ
て手に入れる“ 充実感 ”について他人に気づきを与えるサインでも
あるのです。
あなたから影響を受けた周りの人たちは、様々な分野において、あな
たを見習った行動をするようになります。そのときあなたは、自分ひ
とりの力が及ぶ範囲を、はるかに超えた多くの人たちに波及効果が生
じていることに気づくはずです。
そのようにして、あなたの住む地域社会は暮らしやすい環境となり、
その地域の住民であるあなたは、今までよりもずっと幸せになること
でしょう。
【 プラスアルファの前進をする 】
『自分の仕事に習熟したからといって、満足してはいけません。
その仕事が一番よくできる人になれば、
あなたはかけがえのない存在になります。』
どんな分野であれ、達人と呼ばれる人たちは、ある一定のレベルを超
えてしまうと、お金が仕事の動機づけにならなくなることに気づいて
います。あなたがまだそのレベルに達していなくても、自分に正直に
なってみれば、お金は他にもたくさんある報酬の一つにすぎないとい
うことがわかるでしょう。
大きな成功を収めた人たちのほとんどは、「それほど儲からなくても、
今やっている仕事を続けますか?」と聞かれたら、
「絶対に続けます。今の仕事が好きですから」と答えるでしょう。
成功への階段を上る一番確実な方法は、「たいして儲からなくとも、
これがやりたい」と思えるような仕事を選ぶことです。自分の携わる
仕事が好きで働いていれば、お金は自然についてきます。それは、あ
なたの専門的な働きが、他の人たちが競って求めるような、
“ とても希少な商品 ” となるからです。
【 プラスアルファの前進をする 】
『自分が自分の上司であるように的確に仕事に取り組めば、
遅かれ早かれ、あなたが実際に人の上に立つ時が訪れるでしょう』
アメリカの自由企業というシステムは、各個人がそれぞれの労働に比
例して、利益を得るという前提のもとに成り立っています。しかし、
現代のように慌ただしく、競争の激しい、グローバル化の進んでいる
環境では、自分の貢献が十分に評価されていないとか、十分に報われ
ていないと感じることもあるでしょう。
「働きすぎだ」「給料が低すぎる」「十分に評価されていない」と感
じたときには、「自分自身のために仕事をしているのだ」ということ
を思い出しましょう。あなたの“ 売り物 ”は、あなた自身なのです。
あなたが自分の上司だったとしたら、自分を社員として雇いたいと思
いますか? 難しい決断を迫られたり、嫌な仕事をどうやって避けよ
うかと考えている時、「これが自分の会社だったら、どうやってこの
状況に対応しようとするだろうか?」と自問してみましょう。
社員の立場で考えるときと、上司の立場で考えるときの答がまったく
同じであれば、もっとやりがいのあることが与えられます。すぐにあ
なたは、上司としての地位に就くことでしょう。
【 プラスアルファの前進をする 】
『「自分が会社のオーナーだったらこうするだろう」というやり方で
仕事に取り組む人には、いずれ本当に自分がその会社の、もしくは
それ以上に大きな会社のオーナーになる日がやってくるでしょう。』
経営管理の優れた企業は、様々な持ち株制度によって会社の一部を所
有するチャンスを社員に与えています。個々の社員が株主になった場
合、その社員たちはより献身的に仕事に取り組むようになり、創造性
もコスト意識もずっと高まるということを、経営者サイドは知ってい
るのです。
また、それまで以上に熱心に仕事をするようになり、顧客に対しても
もっと敏感に反応するようになります。社員持ち株制度に参加する
チャンスがあれば、あなたも参加しましょう。できればその制度をあ
なたが経営する会社にも導入しましょう。
そのような制度があなたの会社になければ、オーナーになったつもり
で行動してみましょう。そうすれば、いずれ本当にそうなる日がやっ
てきます。オーナーのように考えれば、いずれ本当のオーナーになる
ということは必然的な結果なのです。
【 プラスアルファの前進をする 】
『誠実に仕事をすることに対して、アレルギー反応を示す人も
いるようですが、そのような人に対しては、
チャンスもアレルギー反応を起こします。』
どんな仕事でも、約束を果たすべき期日は必ず訪れます。
少しの間なら誠実に努力しているふりをしてごまかすこともできます
が、最終的にあなたは言葉ではなく、行動によって評価されるのです。
あなたが行動するタイプではなく口先だけの人間だとしたら、すぐに
行いを改めることです。求められている以上のことは絶対にやらない、
というのであれば、目標もなくぼんやりと人生を送ることになりかね
ません。それどころか、もう少し努力していたら成功していたであろ
う、という事にもまったく気づかないまま一生を終えてしまうことで
しょう。
最大のチャンスは、勤勉であることを好む人のもとに訪れます。勤勉
であることに対して、アレルギーを起こす人のもとへは訪れません。
【 プラスアルファの前進をする 】
『支払われている給料分の仕事しかない人に、
昇給を要求する根拠はありません。
自分の働きにふさわしい額の給料をすでに貰っているからです。』
周りを見渡せば、世の中にはニつのタイプの人間がいることがわかる
でしょう。
「会社が私の働きにふさわしい報酬を払ってくれたなら、私に求めら
れている仕事をしよう」というタイプと、
「最も優れた人間になろう。私は一流になることができる。なぜなら、
私はそういう性質を備えた人間だから。それに私は、いつも期待され
る以上の仕事をしていれば、努力はいつか必ず報われることを知って
いるのだ」というタイプです。
積極的な人が、組織に最大の貢献をするということは、すぐわかるで
しょう。それにもかかわらず、成功に必要な犠牲を自ら進んで払おう
とする人は、あまりいません。あなたは、そういう人たちの仲間にな
らなければなりません。
【 プラスアルファの前進をする 】
『幸福へ通じる唯一の道は、人の役に立つ行いをすることです。』
人間の行動を研究する心理学者たちは、「人間は、成功しようと努力
している時が一番幸せなのだ」という結論を出しています。
困難な仕事をやり遂げたという事自体ではなく、それをやり遂げるべ
く努力し続けた事が、私たちの心に最高の報酬をもたらしてくれるの
です。
人の役に立つ行いをしながら、成功を目指し努力している時には、
自分自身の利益も増えてゆくのです。また、あなたが人生においてど
のような道を選んだにせよ、人の役に立つ行いをすることにより、
必ず成功と幸福へ到達できるのです。
世の人のために役立つことをしようとする努力が、実らない職業や
仕事などありません。それどころか、人の役に立つことを行うことに
よって最大の恩恵を受けるのは、実はあなたなのです。
「人の役に立つことができた。私がいなかったら、皆はその恩恵にあ
ずかれなかっただろう」という思いから生じる充実感という形で、
あなたに戻ってくるのです。
【 プラスアルファの前進をする 】
『最も豊かな人とは、人のために役立つよう
自ら最大限の努力をしている人です。』
金銭的な豊かさは、成功の基準の一つにすぎません。真に幸福な成功
者とは、健康で、安定した経済力があり、やりがいのある仕事を持ち、
人の役に立つことを行っている人です。
人のために役立つことを行うのは、簡単なことではありません。
この世の中は冷笑と危険のはびこる場所で、世間の人は、まずあなた
の動機を信じようとしないでしょう。そのような人たちを納得させる
には、いつも人のために役立つよう、熱心に努力し続けるしかないの
です。
首尾一貫した、素晴らしい働きを熱心に快く続けてゆくことで、よう
やく世間の人は納得することでしょう。あなたが心に偽りなく、他の
人に援助の手を差し延べたり、何か役に立つことを行っているのを見
て、当初あなたの誠意を信じようとしなかった人も、やがて、プラス
アルファの前進をしようと努力しているあなたの意欲を、信じるよう
になるのです。
【 プラスアルファの前進をする 】
『足にまめができるほど自ら動き回っていないのであれば、
人をあごで使ってはいけません。』
優れた指揮官は、自ら身をもって手本を示し、自分の要求を満たすこ
とより部下を思いやります。
人に接する時は、相手を尊重し、自分自身がやりたくないことを人に
求めないことです。そうすれば、あなたは尊敬に値する人間へと成長
し、周りの人から惜しみない尊敬の念が示されるようになります。
あなたがジープに乗ったままでいる限りは、部下の隊員の足にまめが
できるまで行進を続けさせてはいけません。
人の先頭に立つとは、他人に要求するよりもはるかに多くのことを自
発的に行わなければならないということなのです。
【 プラスアルファの前進をする 】
『プラスアルファの前進をしましょう。
そうすれば、チャンスは後からついてきます。』
プラスアルファの前進、つまり自分に求められている以上のことを
行う努力を惜しまなければ、“ 洞察力 ”と“ 良い評判 ”を手に
入れることができます。この二つは、チャンスをひきつける大きな
力を持っています。
良いプロジェク卜がさらに良いものになるよう工夫したり、取り扱っ
ている装置や設備について、同僚よりも深い知識をつけるなど、プラ
スアルファの努力をすることで、他の人だったら見過ごしてしまうよ
うな物事もしっかり理解できるようになり、その知識や技術を、最大
限に生かすことのできる地位につくことができるのです。
遂行すべき仕事を抱える上司の頭の中に真っ先に思い浮かぶのは、
その仕事を首尾よくやり遂げる力のある部下のことです。あなたの仕
事が質・量ともに優れていて一目置かれているようなら、嫌々仕事を
やっているような同僚たちをどんどん追い越してゆくことでしょう。
プラスアルファの前進をすることで、
あなたは他の人がつかみそこなったチャンスをつかみ取り、
十分な報酬を受け取ることでしょう。